【息子へ】

お父さんは 君がまだ小さかったときのことをよく覚えているよ
君が産まれてくるときに お父さんは側で見守っていたよ

お父さんは 君が小さい頃に心配したよ
君が”てんかん”で倒れ 救急車で運ばれたときのことを

お父さんは 君の成長を喜んだよ
君が小学校に入学して お友だちがいっぱいできたことを

お父さんは 君に泣かされたよ
君が小学校を卒業して 立派な姿をみせてくれたときに

お父さんは 嬉しかったよ
君が中学校に入学して 自分からバスケットボール部で頑張ると言ったときに

まだまだ未熟なお父さんですが 君の成長を応援してるよ
声には出さないけど こころの中で

いつかきっとお父さんの背丈を越して
君も立派な青年になっていくだろう

お父さんにできることは 君をいつまでも見守るぐらいかな

古畑時雄(Tokio Furuhata)の 藝術の世界

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