【物語】二人称の愛(中):カウンセリング(心理学物語)

2017.09.22(Fri)

【内容紹介】

わたくしの書いた物語「二人称の愛 - Love of the Second Person-」の表紙をご覧ください。

表紙中央に見える木が、あの忘れもしない2011年3月11日に起こった「東日本大震災(3.11)」の地震や津波により流され、そして枯れてしまった松林に何とか一本残った「奇跡の一本松」です。

この作品「二人称の愛 - Love of the Second Person-」では、東北地方(岩手県・宮城県・福島県)の方たちに勇気や希望を与えられることを信じ、この作品の中で「東日本大震災(3.11)」についても触れ、心理カウンセラーで主人公でもある"倉田 学"を中心として東北被災地の旅に出掛ける場面を描かせて頂きました。

その東北被災地の旅では、"倉田 学"と一緒に宮城県 石巻市出身の銀座クラブのママである"美山 みずき"が、自分のお店「銀座クラブ SWEET」であの震災で被災した女の子を一人前のホステスに育て上げ、一緒に東北被災地の旅に同行する場面や、久しぶりに被災地の故郷に戻り、懐かしい再会をする場面などを描かせて頂いております。

そしてまた表紙をご覧頂くとお分かりかもしれませんが、この「奇跡の一本松」を中心に皆んなで手を繋ぎ、こころと魂(霊性)を、この「東日本大震災(3.11)」で亡くなられた方や、亡くなったご先祖様と触れ合う場面を描写させて頂いております。

言葉では表現できない未曾有の出来事を私たちは経験し、それを慰め希望の光となるのがこの「奇跡の一本松」ではないでしうょか。そんな"倉田 学"の想いや、震災に遭遇してこころ折れそうな方たちの力になるのならと思い、"倉田 学"は東北被災地の旅に出掛けました。そして逆に"倉田 学"は勇気をもらい、自分が東北被災地に来て良かったと思っています。

さて、ここから"倉田 学"と"美山 みずき"、また"みずき"のお店のスタッフであるホステスたちは今後どのような展開を見せるのであろう。それ以外にも各登場人物が、それぞれ過去を引きずり生きている。この話は「心理カウンセリング業界」に一石を投じる作品であり、また「東日本大震災(3.11)」「福島第一原発事故」そして「豊洲市場移転問題」「東京2020オリンピック・パラリンピック会場施設誘致問題」の話も含まれており三部作の物語となっている。

また、ここには今挙げなかったが、いろんな苦難や出来事を登場人物が経験し乗り越え、そして自分も同じ立場だったらと思い、また感じて欲しい作品でもあるのだ。そして読み終わった後に「自分だったら・・・」と考えたり、感じたりして欲しい。

そう言う作品を手掛けたつもりであり、また"倉田 学"が何を大切にして生きているのかも感じ取って貰いたい。

【謝辞・気持ち】

私の書いた物語「二人称の愛 -中-(Love of the Second Person -Second-)」を読んで下さっている皆さま大変ありがとうございます。

私の書いた物語を皆さまに読んで頂き、また興味を示して下さっていることに大変ありがたく思います。また「二人称の愛 -上-(Love of the Second Person -First-)」を書き上げてから、「二人称の愛 -中-(Love of the Second Person -Second-)」を書き上げるのに時間が掛かってしまい、大変申し訳ございません。

今後の展開も原稿(ワード)で書き進めているのですが、私の気持ちは「しっかりと丁寧」に、この作品を書き上げたいと思っております。そして私の書いている物語を、今後も皆さまに読んで頂けたら有難いです。

「二人称の愛 -上-(Love of the Second Person -First-)」でも述べましたように、私の目指しているのはあくまで映画化で、この物語が映画化されることにより、「心理カウンセリング」「東日本大震災(3.11)」「福島第一原発事故」「豊洲市場移転問題」そして「東京2020オリンピック・パラリンピック会場施設誘致問題」などについて皆さんにもう一度考えて頂き、また映画化することで東北地方(岩手県・宮城県・福島県)の方たちに勇気や希望を与えられるような作品になるよう私はこの作品を手掛けました。

ですので「映画化」して頂けるのであれば現地に赴き、俳優さんと言った役者さんとともに現地の方たちと交流を持って、そして喜んで頂けるよう、そんな作品を私は今後も書き上げるだけです。

私の想いはいろいろとあるのですが、今の「心理カウンセラー業界」や「東日本大震災(3.11)の被災者たち」そして「福島第一原発事故で故郷を捨てざる負えない人たち」が現実に存在し、わたしはその方たちを無視して自分たちだけ幸せになろうとか、2020年の「東京2020オリンピック・パラリンピック」であの震災の出来事や原発の問題を観て見ぬ振りをしてお祭りムードで2020年を迎えようとしていることに憤りと、同じ日本人としてとても残念であり悲しい気持ちでいっぱいです。

私には、国を動かす力もお金もありません。あるのは私の今の「想い」と、それを「文章」として綴るだけです。その中に私の大切なものを散りばめて行き、私が大切にしている物に日本国民が気づいてくれるか私は待つだけです。

この物語の続きについては登場人物も加筆して、今後の(下)を書いて三部作として書き上げたいと思っています。しかし、わたしが一番こだわっているのは、あくまで「映画化」です。それは映画化することで、東北地方の被災者たちに勇気や希望を与えられると思っているからです。

私は今書いているこの作品を、出来るだけ多くのひとに届けて読んで頂きたいと思っています。また五年後ぐらいには、この作品で得られた収益の一部を社会貢献に充てたいと考えています。その場合、そのとき時点で金額設定等の変更も検討しています。

いろいろと私の思いを書かせて頂きましたが、この作品以外の「和歌」「俳句」はTwitterで、「詩」についてはアメブロ(Ameba)で、そして「絵」についてはInstagramで今後も発信して行きたいと思っておりますので、今後とも宜しくお願い致します。

それでは私の書いた物語「二人称の愛 -中-(Love of the Second Person -Second-)」をご覧ください。

古畑 時雄(Tokio Furuhata)

古畑時雄(Tokio Furuhata)の 藝術の世界

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